「自己分析とかダルい、、」
「そんなのやって何の意味があるの、、」
と思うことは、就活を経験したことのある人なら一度はあることでしょう。
就活で必ずと言っていいほど必要となる「自己分析」。しかし、「自己分析」をやる意味をしっかりと理解できている人は意外と少ない印象です。
そこで今回は、「自己分析」とは何かを確認した上で、その目的を理解していきます。
次のような人にオススメ!
- 自己分析の「目的」を理解したい人。
- 自己分析の目的を見失った人。
自己分析の目的とは?
人事に自分の「ありのままの姿」を理解してもらうため
初めて会った就活生に対して、まず人事が聴きたいことは貴方が「どんな人柄」の持ち主で、「何に興味」があるのか、という「ありのままの姿」です。腹の内が読めない、よく分からない人を採用したいとは思わないのです。
人事が貴方の「ありのままの姿」を知るために、志望する業界に限らずよく聞かれる質問と言えば、「学生時代に頑張ったこと」です。この質問に対し、貴方は人事(時には社員)に対し、面接では「一人30分」など、「限られた時間・方法」でその興味の内容を十分に伝えなければなりません。
例えば面接で「野球を現在まで10年間プレーヤーとして活動してきた」と言った場合を考えましょう。「野球を始めたきっかけは?」「10年続けられた理由は?」「一番つらかった思い出は?」など、面接官は貴方の「ありのままの姿」について深く知ろうと質問を繰り返します。しかし、それに貴方が答えられなければ、「よく分からない人」だと一括りにされてしまいます。
じゃあどうすればよいの?
「限られた時間・方法」で人事が知りたいことに答えるためには、まずは自分自身が自分の「ありのままの姿」について理解しておくことが必要です。
その準備のために、自分が「学生時代頑張ったこと」や興味を持つこと、ハマっているに対して、「なぜ興味を持ったのか」「どのような点に惹かれたのか」のように自分で「なぜ?」「どのように?」とツッコミ(深堀り)をしてみてください。
まずは考えやすい事柄である、現在行っている部活動やサークル活動、アルバイトなどの課外活動から自分の姿を考えてみましょう。
- 野球を小学5年から現在まで10年間プレーヤーとして続けてきた。
- 始めたきっかけは?
- 10年間続けられた理由は何だと思うか?
- 野球の魅力は何だと思うか?
- 10年間で最もつらかった思い出は何か?
- 野球をやめようと思わなかったのか?
- など…
これにより、自分自身が興味の内容をより詳細に把握することができ、面接時のあらゆる質問に対して答える準備が整います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
人事は貴方の「ありのままの姿」を知るためにあらゆる質問をしてきます。しかし、そのためにはまずは貴方自身が自らの姿について理解できていないといけません。自己理解のために、なぜ?を繰り返した深堀りで「自己」を「分析」してみてください。