新卒就活

「成長環境のある企業」とは何か?その定義は「裁量権」だけじゃない⁉|私が設けた“3つの要件”

こんにちは!ゆうきです。

就職活動において、会社を選ぶ際のポイント(就活の軸)として、「成長環境のある会社か」を要件として挙げる人を良く見ます。

しかし、「成長環境があるかどうか」に対し、「何を持ってそう言えるのか」という基準まで考えられている人はそう多くないのではないのでしょうか?

そこで今回は、その会社に「成長環境があるか」を判断する基準として、私が実際に要件としていた3つを例にとり、「あなたにとっての成長環境とは何か?」を考えるお手伝いができればと思います。

※あくまで個人的見解です。

ゆうき

次のような人にオススメ!

  • 自分が求める「成長環境とは何か」を知りたい
  • 就職活動の軸を定めたい
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はじめに:具体的な要件を決めることの重要性

「成長環境があるか」に具体的な要件を設けることが重要な理由は、端的に言えば、「自分が成長できる会社だ!だからここに就職しよう!」と思える基準は人それぞれだからです。

「新卒なら成長できる環境を選んで当然でしょ?」

と思う就活生は多くいます。だからこそ、面接で”就職活動の軸”を聴かれた際などに「成長環境があるか」という漠然とした回答をすると他の就活生との差別化が難しくなります。

また、「将来○○な姿になりたい」などの将来の目標がある場合は、それを叶えるための手段(どのような環境でキャリアを歩むべきか)が今回考える「要件」となります。

次の章以降では実際に私が「成長環境」の要件として挙げていた一例を掲載いたします。

要件1:新卒の考えを尊重し、責任を持たせてくれるか

1つ目は、「新卒の考えを尊重し、その考えに基づいた行動を取らせてくれること」です。

私はビジネスパーソンとして、「自分の思考力を深めると同時に、発信力も高めたい」と思っていたため、新卒1年目から自らの意見や考えを活発に出していける環境、その考えを行動に移して挑戦させてもらえる(発言と行動に責任を持たせてくれる)環境があるかどうかを要件としていました。

要件2:新人をサポートしてくれる環境があるか

2つ目は、「サポートしてくれる環境があるか」です。

とにかく入社後すぐから案件を任せてくれ、挑戦できる環境があったとしても、1年目でつまずいた時に誰も助けてくれないと意味がありません。仕事を自分に投げられて、その後放置されたら嫌ですよね。自分一人では成長の角度も低くなります。

具体的には、先輩や上司にフィードバックをもらえる機会が多かったり、新卒の業務をバックアップするメンター制度のようなサポートがあったりなど、自分の行動を見直す機会を会社として設けてくれることは新卒の成長にとって重要だと思います

会社によってそのサポート方法は様々です。志望する企業の研修・教育制度を確認しておくことをお勧めします。

要件3:幅広い分野の案件に挑戦できるか

3つ目の要件としては、「特定の分野や特定の案件(又は業務)に依らず、幅広い経験ができるか」を挙げています。

毎日違う仕事がしたいというよりは、「同じ経験を何度も繰り返すなら、新しいことに挑戦したい」という意味になります。

この要件をもっと抽象化し、単純に表現すると、「ルーティーンワークでないこと」と言い換えられるかなと思いますが、これは意味合いがまた変わってきますね。

もしこれを参考にされる際は、ご自身の志望業界・企業にあてはまるよう言い換えてみてください!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、漠然としがちな「成長環境とは何か?」を定めるため、具体的な要件を考えてみました。先に申し上げた通り、「成長」の定義は人によって様々です。

是非、自分の言葉で「成長」とは何かを考え、言語化してみてください!

「成長環境」の一例
  • 要件1:新卒の考えを尊重し、責任を持たせてくれるか
  • 要件2:新人をサポートしてくれる環境があるか
  • 要件3:幅広い分野の案件に挑戦できるか