新卒就活

「安定した企業」とは何か?その定義は給与や待遇だけじゃない⁉|自分だけの要件を決めよう!

こんにちは!ゆうきです。

「安定した企業に就職したい!」という声をよく聞きますよね。しかし、そもそも「安定している企業」って何なんでしょうか?私はいつも突っ込みたくなります。

そこで今回は、給与や待遇だけでないあらゆる面から「安定とは何か?」を考え、あなたが思う「安定した企業」に入社するためのお手伝いができればと思います。

ゆうき

次のような人にオススメ!

  • 「安定した企業」とは何かを知りたい
  • 就職活動の軸を定めたい
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はじめに:「安定」という言葉の難しさ

「この会社は安定している!だからここに就職したい!」と思える基準は人それぞれです。「大手とか”ホワイト企業”って言われてる会社に就職すれば将来安泰でしょ?」と思う就活生は多くいます。しかし、明確な基準を持たずに就職し、実際に入社してみたら「就活の時のイメージと違う!」とギャップを感じることも、、、

では具体的に、どのような会社が、自分が思い描く『安定した企業なのでしょうか?次章以降で、あなただけの就活における「安定」の具体的要件を考えてみましょう

基準①:誰と働いたら「落ち着く」か

1つ目は、「どんな人と働いたら落ち着くか」です。

どの業界業種の仕事でも、自分一人で仕事は完結しません。つまり、同僚や上司、お客さんなど、業務上関わる人と自分の性格や考え方、価値観がそぐわないとやりにくさを感じ、ストレスを感じやすくなります。そうならないためには、志望する企業の社員や人事と話し、自分がこの会社で「落ち着いて働けるか」「馴染めるかどうか」の雰囲気を自分で直接確かめることが確実です。「口コミやWEB上の評価で判断する」という人も一定数いると思いますが、やはり「百聞は一見に如かず」です。

「とにかく熱烈な体育会系」「基本干渉しないが、助けを求めたら手を差し伸べてくれる静観系」「成績至上主義系」など、言葉では詳細に表しにくいですが、個性は多種多様です。これらの”社員の個性”の理解は面接を通してでも出来ますし、より深く理解したい場合は、社員へのOB訪問も行うと良いでしょう

基準②:「安心できる」労働条件か

2つ目の基準として挙げるのは労働者(雇われる側)と使用者(雇う側)の関係性」です。

会社に雇われる際には、必ず雇用契約が交わされます。その条件が自分の意向と異なっていては安心して働けません。例えば、「給与」が低いと生活が困窮したり、「残業時間」が長いと体調を崩しやすくなったり、「勤務時間帯」があまりに早朝・深夜すぎると生活リズムが崩れたり、「年間休日」が少ないとプライベートの時間が圧迫されたりなど、、、

このように、「仕事=我慢」になってしまうと毎日が苦痛です。しかし、全ての待遇が良い”ホワイト”な企業はそう多くないため、どこまで条件を許容するか、重要視するかには「優先順位を設けること」が大切です。是非、自分だけの「安心」して働ける労働条件とその優先順位を考えてみてください。

確認すべき労働条件の例
  • 基本給(固定残業代・○〇手当を除いた純粋な額を見よう)
  • 勤務時間帯(フレックス制導入企業も増加傾向)
  • 平均月残業時間(20代の残業時間は約15∼20Hとも言われる)
  • 年間休日(週休2日+祝日休みなら最低でも120日) etc…

基準③:優れた経営状態が「続いている」か

3つ目の基準は「経営状態の安定性」です。

この言葉だけだと、大きな基盤と伝統を持つ「老舗の大企業」をイメージされる方もいるかもしれませんが、それだけではありません。「将来的にも高水準の需要が続くであろう事業を行っていること」「事業拡大で毎年増収増益をしており、今後も新規事業への投資をしていく方針であること」など、持続的な成長も「安定」と捉えることができます

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

企業選びの際は、今回考えたこれらの基準に対し、優先順位を決める必要があります。次の段階としては各条件を「絶対外せないもの」と「あったら嬉しいもの」に分けてみてください。後はより多くの企業を、その「優先順位付きの基準」のフィルターにかけるのみです。